発酵助成剤「フェルメイドK」

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高い酒質を保ちながらも現場の負担を軽減したい。
……多くの酒蔵が抱える課題を解決するカギがここにあります。

フェルメイドKは、ワイン醸造のために世界中のワイナリーで使われている発酵助成剤です。各種のビタミン・ミネラルがバランスよく配合されており、過酷な環境で頑張る酵母の[増える][はたらく][生き残る]を栄養の力で支えます。
平成17年の国税庁通達から清酒醸造にも解禁され、近年国内の多数の清酒醸造場で使用され、ご好評いただいております。


● アミノ酸、ピルビン酸の低減とアルコール収量増
● カプロン酸エチルなど香気成分の向上
● 低温でも もろみ終盤まで順調な発酵


◎ 辛口純米酒に
もろみ終盤まで健全に発酵するため、最後まで順調に切れていく傾向があります。アミノ酸の生成も抑えられるため、スッキリした辛口の純米酒を造るのに向いています。

◎ 米の溶解促進効果も
フェルメイドKを添加すると、もろみのボーメが出やすい傾向があります。米が溶けにくいときの溶解促進効果が期待できます。

◎ 発酵力の弱い酵母に
一部の高エステル生成酵母やワイン酵母など、アルコール耐性や発酵力に難がある酵母を使用する際にも、健全な発酵が期待されます。

◎ 低アルコール酒に
ピルビン酸の抑制効果がありますので、低いアルコール濃度での上槽でも酒がツワる恐れが少なくなります。
低アルコール酒の酒質向上が期待されます。

◎ 添加量は、総米1トンあたり 300g~600g (留仕込み時に全量添加)
ワイン醸造の実績から換算すると、清酒仕込み時のフェルメイドKの添加量は、総米1tあたり600g程度と考えられますが、これまでの実績では、総米1tあたり400g程度の添加から顕著なアミノ酸低減効果が確認されております。
ただ、場合によってはもろみが走りすぎることもあります。清酒もろみ中のビタミン量は、米の精白歩合や種麹の種類、米麹の出来具合などによって大きく異なります。経過と酒質をみながらベストな添加量を見つけ出してください。


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